第19回桜町縄文まつりは7日、富山県小矢部市の桜町JOMONパークで開かれ、子どもたちが土器作りなどの体験を通して1万年以上前の生活に思いをはせた。
同市の桜町遺跡と縄文文化を多くの人に知ってもらおうと、遺跡の魅力を発信するボランティアグループ「桜町縄文NET」と市教育委員会が企画。火起こしや土偶作りといった八つの体験コーナーを設けた。
土偶作りを体験した富山市豊田小学校3年の能彩優奏(あゆか)さんは「縄文時代には土器だけでなく、土偶もあることを学べた」と話した。
地元のオカリナ愛好者グループ「縄文天使」や石動きらりこども園の年長児による太鼓の演奏もあった。