写真愛好家の女性たちに富山県西部の魅力をSNS(交流サイト)で発信してもらうモニターツアーが6日、1泊2日の日程で始まり、全国から集まった20~40代の10人が観光地やグルメを楽しみ、旅の様子を写真や動画に収めた。
県西部6市でつくる県西部地区観光協議会が初めて企画した。参加者は射水、高岡、氷見の3市、小矢部、砺波、南砺の3市を巡る2グループに分かれて海王丸パーク(射水市)や稲葉山(小矢部市)、ひみ番屋街(氷見市)などを訪ねる。
砺波市狐島の農事組合法人「ガイアとなみ」が運営するイチゴの直売所「私と苺」では、店内を見て回ったり、イチゴのスイーツを味わったりし、カメラやスマートフォンで思い思いに撮影を楽しんだ。
神奈川県から参加した西村夏美さん(30)は「初めての富山は自然が多く、景色がきれい。訪れてみたいと思う人が増えるような写真を撮りたい」と話した。