富山市医師会看護専門学校(同市総曲輪、舟坂雅春校長)で3日、戴灯式が行われ、病院実習を前にした准看護学科の1年生35人が、看護の道への決意を新たにした。
学生は一人ずつナイチンゲール像のキャンドルから採火。看護の心構えを示した「ナイチンゲール誓詞」を全員で力強く唱えた。
代表の杉崎笑望(えも)さんが「患者さん一人一人に丁寧に向き合い、小さな変化にも気付ける准看護師になれるよう学び続けていきたい」と誓いの言葉を述べた。
8日から11月中旬まで、市内の医療機関で実習に臨む。戴灯式は、19世紀半ばのクリミア戦争で、ナイチンゲールが野戦病院でランプをともしながら看護したことに由来する。