11月2日に行われる「富山マラソン2025」に向け、応援用のうちわを作るワークショップが31日、小矢部市の三井アウトレットパーク北陸小矢部で開かれ、来店客がランナーへのエールを込めて仕上げた。

 店内に設けられたブースで、沿道で選手とハイタッチするための手形や「めざせ完走」「ナイスラン」といったメッセージを貼り付けていった。富山市の河合早紀さん(30)は娘の絢音ちゃん(3)と一緒に、富山マラソンに出場する夫の俊幸さん(32)と兵庫県に住む父親を応援しようと作り、「笑顔で完走してほしい」と話した。

 うちわ作りは能登半島地震の復興を願うプロジェクト「今、ともに、前へ。」の一環で、富山大芸術文化学部生が協力した。

 このほか、ステージでは応援ランナーとして出場する射水市出身のシンガー・ソングライター、KEITOさんが応援ソングを披露し、氷見市出身のタレント、しまえりなさんが応援スポットを紹介した。小矢部市のホッケーチーム「小矢部RED OX」の選手らによる運動指導もあった。

 ワークショップは大会協賛パートナーの三井アウトレットパーク北陸小矢部が開いた。北日本新聞社共催。