富山県の南砺市福野北部地域づくり協議会は25日、市営バス「なんバス」を使って井波地域を巡るツアーを行い、地元児童が歴史を学びながら魅力に触れた。
公共交通のマナーを身に付けてもらうとともに、南砺市を知ってもらおうと、同協議会とこども教室を開いている「北部子ども応援隊」が企画。福野小1~6年の20人が参加した。
児童たちは、福野北部交流センターから市営バスに乗って井波交通広場に到着。観光施設「よいとこ井波」で、地元の観光ボランティアガイド「井波の風」の楠順子会長から紙芝居を読み聞かせてもらい、井波別院瑞泉寺の歴史を聞いた。
瑞泉寺の山門を見学したほか、井波彫刻の工房が軒を連ねる八日町通りでは、通りに隠された木彫りの猫探しを楽しんだ。