ワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2025」は24日、富山県の南砺市福野文化創造センターで最終日のプログラムが行われ、多彩なアーティストが個性豊かな歌や演奏で聴衆を魅了した。
「スキヤキ」から誕生した市民楽団「スキヤキ・スティール・オーケストラ」は、スチールドラムの発祥地・トリニダード・トバゴを代表するバンド「レネゲイズ」のメンバーと共演。南国を思わせる爽やかなメロディーで会場を包み込んだ。
打楽器奏者の角銅(かくど)真実さんは、マリンバや鈴、電子音楽などあらゆる音を組み合わせた静かで穏やかな音楽を繰り広げた。
フィナーレを飾ったのは初出演となる中国の「ハウイー・リー」。伝統的な中国音楽の要素と最先端の電子音楽を融合させたハイブリッドなサウンドで、革新的な世界観を演出した。
センター前庭で来場者や出演者が一緒に演奏や踊りを楽しみ、にぎやかに締めくくった。26、27の両日には東京公演がある。スキヤキは北日本新聞社共催。