富山県の氷見市芸術文化館で開かれている「氷見 大恐竜博」の入場者が14日、3万人を超え、節目に訪れた石川県七尾市朝日小学校4年、安田光希(みつき)さん(9)に記念品が贈られた。

 安田さんは家族3人で来場した。会場入り口で3万人目と告げられると、「びっくりした。ティラノサウルスが好きで楽しみにして来たのでうれしい」と声を弾ませた。母の佳央理さん(28)も「会場に入るのが楽しみ」と笑みを見せた。立野北日本新聞社取締役西部本社代表から記念品の恐竜型リュックを受け取った。

 大恐竜博は県内初開催で、巨大恐竜ロボット10体をはじめ、貴重な本物の化石などを展示。大勢の家族連れで連日にぎわっている。

 この日は午後5時から同7時まで、会場の照明を落とし、太古の夜の森を演出した「ナイトミュージアム」があり、来場者が暗闇に浮かぶ恐竜たちを楽しんだ。「ナイトミュージアム」は15、16日も行う。

 大恐竜博は20日まで。氷見市文化振興財団、市、市教委、富山テレビ放送、北日本新聞社主催。