富山県の砺波地方の小学4~6年生が3泊4日で古里を巡る「歩いて発見!となみ野サマーチャレンジ」が12日、最終日を迎え、参加した9人が108キロの行程を歩き抜いて、砺波市の高道体育館にゴールした。
9日に高道体育館を出発し、砺波、南砺、小矢部各市の名所や旧跡を巡った。家族やスタッフが迎える中、二つの班ごとに手をつないでゴールテープをくぐった。
解団式で、主催するNPO法人PEACEとなみ野の神下正弘会長があいさつ。児童は家族やスタッフ、徒歩の旅の途中で応援してくれた地域の人たちに「ありがとうございます」と感謝した。
石倉幸政さん(庄川小6年)は「人と話す機会がたくさんあり、友達もできた」、長森楓佳さん(庄東小6年)は「みんなで一緒に歩いたことが力になった」と充実した表情で話した。