富山県警は今月から、暑さ対策としてポロシャツ型の夏用制服の試験運用を始めた。4署の地域警察官が10月末まで街頭活動で着用し、本格導入を目指す。

 速乾性に優れたポリエステル生地をベースに、消臭性や冷感性など異なる特長の4種類を8着ずつ用意した。富山中央、富山南、富山西、高岡の4署でそれぞれ地域警察官に着用してもらう。10月31日まで試行した後、正式に導入するかどうかを決める。

 県警警務課の平野正樹次席は「暑い中、街頭で頑張る現場の警察官が働きやすい環境づくりに取り組んでいく」と話した。

 県警は7月から、私服勤務が可能な警察官や職員の暑さ対策として、ポロシャツやチノパンといったラフな服装での勤務を認める「オフィスカジュアル」の制度を始めている。