富山県黒部市のくろべ牧場まきばの風に造られた「ひまわり迷路」の開通式が5日開かれ、関係者が多くの来場者を願った。7月の雨量が少なかったためヒマワリの丈は20~30センチほどと短く、15日ごろに満開になる見込み。
同市前沢地区の農業団体「黒部ファーストペンギンプロジェクト」と県立大ひまわりサークルなどが7月12日に20アールの畑に種をまき、約20万本が育った。本来は高さ1・2~1・5メートルに育つ品種という。
開通式で同プロジェクトの村井斉昭代表と同サークルの高橋克弥代表(3年)が「黒部の良さが伝わるようPRしたい」とあいさつ。同牧場の橋場和博場長や飼育されているヤギが加わり、一緒にテープカットした。
前沢地区の休耕田7・5ヘクタールでもヒマワリが咲き、今月中旬ごろまでが見頃となる。市は混雑緩和に向けて9、10、16の各日に道の駅KOKOくろべと同牧場を結ぶ無料シャトルバスを運行する。