透き通る水が、岩肌を滑るように流れる。水は手がしびれるほど冷たい。富山県富山市粟巣野の百間滑(ひゃっけんなめ)は、あわすのスキー場から続く遊歩道の先に広がる立山山麓の渓流だ。29日、山歩きに訪れた人たちはせせらぎに耳を傾け、木々の間から吹き抜ける風を全身で受け止めていた。

 猛暑が続く県内で見つけた涼を感じる場面を届けます。