食品サンプルの制作体験教室が29日、富山県富山市悪王寺の富南会館であり、同市熊野地区の児童ら20人が涼しげなかき氷を本物そっくりに再現して楽しんだ。
熊野校下ふるさとづくり推進協議会が実施。食品サンプルの出張体験教室を県内で開く滝川真弓代表(富山市)が講師を務めた。
教室では、まずカップの中に気泡緩衝材を詰め込んで土台を作った。土台に接着剤を厚く塗り固め、シャリシャリとした質感のある氷をかたどった。上部に好きな色を塗り、イチゴやサクランボ、チョコレートを模したパーツを貼り付けた。
ペンギンをイメージして作ったという熊野小3年の長森大和さん(9)は「本物のかき氷みたい」と笑顔を見せた。