能登半島地震からの復興を願う「ROAD to NOTOランタンナイト」が26日夜、富山県の氷見市芸術文化館青空広場であり、参加者が約30基を夜空に浮かべた。

 参加者はヘリウムガスを注入したビニール製のランタンに「がんばろう氷見」「祈り届け」「平和で幸せな毎日を」などとマジックで書き込んだ。午後8時、ランタンに緑色の発光ダイオード(LED)の明かりをともし、一斉に夜空に揚げて復興や平和、家族の幸せなどを願った。

 ROAD to NOTOランタンナイト実行委員会(富山市)が催し、同館で開かれている「氷見 大恐竜博」(北日本新聞社など主催)の関連イベントとして行った。

 ランタンナイトは5月から9月まで計7回、能登半島地震で被災した各地で行い、最後の石川県輪島市の会場では、各地の参加者にランタンを持ち寄ってもらい、7色にして夜空を彩る計画。