ゴールドウインの特別講義が25日、富山大五福キャンパスで開かれ、ユニホームサプライヤーを務めるサッカーJ2カターレ富山の左伴繁雄社長が講師を務めた。クラブや両社で連携して行う取り組みが地域に与える影響について、学生に伝えた。
2008年のチーム発足時からユニホームを提供してきたゴールドウインが初めて企画し、経済学部の1年生約300人が参加。左伴社長は、選手が高齢者施設を訪れたり、障害のある子どもたちがサッカーを楽しむ機会をつくったりと、社会貢献活動に力を入れていることを説明した。
「ホームゲームは年間20試合ほどしかない。それ以外の日にどう人を喜ばせることができるかが大事」と強調。「企業の賛同を得て収益にもつながっている」と意義を語った。小矢部市に本店を置くゴールドウインがユニホームを手がけることで、地元の人々が誇りに思えるようなユニークなデザインが実現したとも紹介した。