未就学児や小学校低学年を対象にした仕事体験イベント「未来のジョブフェスタ」が20日、富山県富山市婦中町下轡田のファボーレで開かれ、子どもたちが楽しみながら多様な仕事に触れた。

 地元企業7社が参加。それぞれモデルやカメラマン、大工などの職業ブースを設けた。

 モデル体験を選んだ子どもたちは、ウオーキングやポージングを講師から教わった。「歩く時は遠くを真っすぐ見ましょう」などとアドバイスを受けて実践していた。この他のブースでは、プログラミング言語を使って自動車型ロボットを動かしたり、ドリルを使って折り畳み椅子を作ったりしていた。

 小学2年生の辻村羽南(はな)さん(8)は「将来の夢はモデルなので、ウオーキングがとても楽しかった」と笑顔を見せた。母親の朱美さん(40)は「憧れの仕事に触れて、楽しそうな顔が見られて良かった」と話した。

 地元企業の仕事を知ってもらおうと、北日本新聞社が初めて開いた。