富山県滑川市の夏を華やかに彩る「ふるさと龍宮まつり」は19日、同市中川原のほたるいかミュージアム周辺で始まり、大勢の人でにぎわった。初日は「龍宮パレード」と題し、市に伝わる民謡「新川古代神」などの街流しが行われ、市民ら約900人が一帯をにぎやかに練り歩いた。20日まで。

 パレードは午後6時ごろ、海沿いの通りでスタート。園児は振り付けの簡単な「新古代神踊り」を披露し、児童クラブの子どもたちは手作りのやさこを引いたり、担いだりした。

 市内の中学生や企業・団体、町内会も参加。そろいの浴衣や法被などの姿で新川古代神保存会の演奏に合わせて街流しを楽しんだ。

 20日はお笑い芸人のアイデンティティさんや市出身のシンガー・ソングライター「カミカ.」さんらのライブ、海上花火大会がある。同まつり実行委員会主催、市と滑川商工会議所、北日本新聞社共催。