富山県の入善町飯野小学校の5年生16人は16日、町特産「入善ジャンボ西瓜(すいか)」のほ場や国指定天然記念物「杉沢の沢スギ」を訪れ、黒部川扇状地に育まれた地域資源に理解を深めた。

 同町青木で約600個のスイカが並ぶ畑を訪問。生産者の嶋先良昭さんからジャンボ西瓜の歴史や特徴を聞き、生育手順や病害虫対策など栽培方法を学んだ。収穫期を迎えている畝を見学し、つるの伸び方や花の様子を観察した。

 杉沢の沢スギ(同町吉原)では、植物や湧き水について解説を受けた。

 町のふるさと教育推進事業の一環。全6小学校の5年生を対象に15~25日に実施し、ジャンボ西瓜の試食も行う。