6月8日に68歳で亡くなった林正之前氷見市長のお別れの会が13日、市芸術文化館で行われ、市民ら約700人が遺影に手を合わせ、最後の別れを惜しんだ。
午前9時半から一般献花を受け付け、市民らが次々と祭壇の前に白のカーネーションを献花した。式では黙とうをささげ、菊地正寛市長が「古里氷見のために命をささげられた林市長の穏やかで温かな笑顔は市民の心の中に永遠に生き続けるでしょう」と追悼の言葉を述べた。
新田八朗知事、堂故茂参院議員、県市長会長の藤井裕久富山市長、正保哲也氷見市議会議長がお別れの言葉を述べた。代表で菊地市長と遺族が献花し、遺族代表があいさつした。式後も、来賓や一般出席者の献花の列が続いた。
林前市長は2017年に初当選以来、7年7カ月にわたり、市の発展や能登半島地震からの復旧・復興に尽力した。
会は市や市議会、氷見商工会議所、市観光協会などでつくる実行委員会(委員長・菊地市長)が開いた。