11日の県内は高気圧に覆われて晴れた。富山地方気象台によると、富山市秋ケ島(富山空港)31・0度、砺波30・4度など、4観測地点で最高気温が30度以上の真夏日となった。

 砺波市高道の県花総合センターでは、ノウゼンカズラが咲き誇り、オレンジ色の花が訪れた人を楽しませている。

 中国南部原産のつる植物で、平安時代に日本に渡来したとされる。同センターによると、暑い日が続くほどつるが成長し、花をたくさん咲かせるという。担当者は「色鮮やかな花から元気をもらってほしい」と話した。見頃は8月末まで。