13日に初日を迎える大相撲名古屋場所。西幕下50枚目の鶴英山(かくえいざん)(富山市出身、音羽山部屋)は、今場所から本名の浦山からしこ名を改めて土俵に臨む。由来は師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)と、相撲の手ほどきをしてくれた亡き父、浦山英樹さん。“2人の父”からもらったしこ名に込めた思いを語った。(山岡一成)
「しこ名は自分で考えた。音羽山部屋への入門を決めた1月ごろだったか。師匠と父から1文字ずつ。そして本名の『浦山』と地元の『富山』から『山』をもらった。『山』は自分のアイデンティティーを表す文字でもあるので」
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