富山県の黒部市たかせ小学校の4年生が7日、市内の上下水道施設を巡り、水道事業の役割と水の循環について学んだ。
児童21人は最初に同市若栗の上水道施設「中坪配水場」を見学。水道水が家庭に届くまでの仕組みについて説明を受け、原水と浄水を飲み比べた。同市堀切の下水道施設「黒部浄化センター」では、家庭や事業所から流れてきた下水の処理方法を学び、微生物やオゾンの働きを使った処理タンクなどを見学した。
見学会は、小学4年生が社会の授業で上下水道について学習することから、市が1996年度から実施しており28回目。ことしは6月30日~7月15日に市内全9校の児童が学校ごとに訪れる。