富山南高校(富山県富山市布市)は3日から夏用制服として新たにポロシャツとハーフパンツを導入した。初日から多くの生徒が着用し、「涼しくて動きやすい」と喜んでいた。男女兼用で、10月10日まで着用可能。

 夏の暑さが年々厳しさを増す中、少しでも涼しく過ごしてもらおうと導入を決めた。

 生徒の意見を取り入れ、軽くて乾きやすい素材を採用。ポロシャツは下着が透けない紺色にした。

 この日、あるクラスでは40人中14人がポロシャツを着た。両方着用した1年生の今村亮晟さんは「ポロシャツはさらっとした生地で涼しい。ハーフパンツは動きやすくて通学が楽になった」と話した。

 同校によると、県内の高校で制服にハーフパンツを導入したのは初めてという。