新田八朗知事は2日の定例記者会見で、富山県が6月27~29日に大阪・関西万博に出展したブースに計5万254人が来場したと明らかにした。直前に想定していた3万人の1・6倍超。来場者アンケートでは約98%が「富山に行きたい」と回答したとし「富山への来訪や移住、2拠点居住などにつなげたい」と述べた。
来場者数は、27日が1万3791人、28日が2万971人、29日が1万5492人。アンケートで約87%が内容に「満足」か「やや満足」だったとした。
知事は「予想を大きく上回り、魅力を発信できた」と述べ、多くの富山県民の来場にも感謝した。
県ブースは万博テーマウイーク「健康とウェルビーイング」に合わせ「寿司(すし)といえば、富山~ウェルビーイングな環境の体感~」と銘打って出展。冷凍すしを振る舞ったほか、県内の自然や伝統工芸をアピールした。