大阪・関西万博で3日に獅子舞演舞を披露する富山県射水市放生津地区の二の丸町獅子方若連中が30日、新湊放生津小学校で本番に向け稽古に励んだ。

 二の丸町獅子方若連中は、万博会場内のEXPOメッセ「WASSE」で開かれる第3回日本国際芸術祭(2~6日)に出演する。夕方のステージを予定し、小学生から40代までの約40人が迫力ある舞が見どころの「大廻り」など7演目を繰り広げる。

 万博に向けた練習は30日を含め計2回。この日は所作をそろえたり、入場のタイミングを確かめたりした。団長の久々湊諒さん(26)は、世界に市や新湊の獅子舞をPRする良い機会とし「元気よく、にぎやかしく舞いたい。来場者に興味を持ってもらい、来県にもつながればいい」と話した。

 芸術祭の期間中は、市観光協会が観光情報を発信するコーナーも設ける。