県内のアユ釣り漁が16日午前5時に各河川で解禁され、この日を待っていた愛好者が川面にさおを伸ばした。

 高岡市上麻生の庄川右岸では、解禁時間から数人が毛針釣りを楽しんだ。辺りにもやがかかり、増水して濁ったあいにくのコンディション。午前8時ごろの釣果は1人当たり20匹ほどで体長は5~11センチだった。

 同市五福町の間島広幸さん(76)は「条件は良くないが、解禁日なのでお祭り気分で来た。小ぶりだけど釣れてよかった」と話した。

 投網やてんから網などの網漁は、21日正午に解禁される。