富山県黒部市宇奈月町出身の放送作家、中野俊成さんらによる音楽イベント「ニッポンのレコード大将」が7月5日、宇奈月温泉の延対寺荘で開かれる。宇奈月では3度目の開催で、今回は翌6日に黒部市芸術創造センター・セレネでジャズトーク&レコードセッションも予定する。「イベントを行うと地域は活気づく。また別のイベントに足を運ぼうというきっかけになるから。活性化の一端を担えればいい」と話している。
「ニッポンのレコード大将」は数々のテレビ番組を手がける放送作家で、DJとしても活動する中野さんが、放送作家の鮫肌文殊(もんじゅ)さんと共に続けている音楽イベント。今回も昭和歌謡曲の知られざる名盤を紹介する。
セレネでのジャズトーク&レコードセッションは「ジャケットがなければ意味が無い」(北日本新聞社後援)と題して開く。レコードマニアの中野さんが、独自の視点で選んだアルバムジャケットを紹介しつつ、音楽をかける。
中野さんは「宇奈月は音楽やエンターテインメントに力を入れている地域。イベントでは、普段接することがないようなレコードをかけるので、幅の広い音楽の魅力に触れられると思う」と語った。
「ニッポンのレコード大将」は1部が午後7時半~9時、2部が午後9時15分~11時。1ドリンク付き3千円。問い合わせは延対寺荘、電話0765(62)1234。「ジャケットがなければ意味が無い」は午後1時半開演。1ドリンク付き2千円。問い合わせはセレネ、電話0765(62)2000。