富山県サッカー協会は24日、県内初のサッカー専用スタジアムの建設を目指す特別委員会の活動が、2025年度のスポーツ庁の委託事業「スポーツ産業の成長促進事業」に採択されたと発表した。1500万円の助成がある見込みで、活動の追い風となることが期待される。

 採択されたのは同事業のうち、スタジアムやアリーナとホテル、商業施設などを一体化する「スポーツコンプレックス」を進める分野。特別委はスタジアムを核としたまちづくり、地域活性化に向けて活動してきた。

 これを受けて特別委は近く、外部の専門家や経済団体などを加えた協議会を立ち上げる。豊岡達郎委員長は「国から一定の評価を得たと考える。引き続き調査研究を重ね、県民に喜ばれる計画を作りたい」とコメントした。