「+1」などから始まる国際電話を使った特殊詐欺被害が相次いでいることを受け、富山中央署は9日、富山大和で、海外からの着信を拒否するサービスをPRし、買い物客に注意を促した。

 同署員と富山中央防犯協会員の6人がチラシを配ったり、サービスを説明したりした。申し込みを済ませた立山町の70代の女性は「友人と電話する機会が多いので、被害に遭わないように注意したい」と話した。

 県警組織犯罪対策課によると、海外からの特殊詐欺とみられる電話の相談は、今年1月~4月末で257件に上ったという。