富山県の氷見市芸術文化館で開催している迫力満点の恐竜ライブショー「DINO-A-LIVE(ディノアライブ)」は、「こどもの日」の5日、大勢の家族連れでにぎわった。6日が公演最終日となる。
恐竜型メカニカルスーツを使い、恐竜の動きをリアルに再現。県内では初公演で、「超恐竜体験in氷見 ワンダーフォレストアドベンチャー」と題した新プログラムを上演している。
恐竜ガイドと共に夜の森を探索すると、全長8メートルのティラノサウルス、巨大なトリケラトプス、福井県で化石が見つかったフクイサウルスなど5頭が、現代によみがえったかのように次々と姿を現し観客に迫る。
1階フロアの座席を取り外し、恐竜が動き回るステージを囲むように人工芝の観覧席を配置。恐竜がすぐ目の前まで顔を近づけたり、頭上で尾を振ったりすると、子どもたちから大きな歓声が上がった。
高岡市野村小学校3年の薮波優仁(ゆうじん)さん(8)は「恐竜はすごい迫力でかっこよかった。最高の一日」と笑顔を見せていた。
市芸術文化館の河出洋一館長は「ディノアライブは今、氷見と渋谷ヒカリエでしか見られない。この機会を逃さないで」と、最終日の来場を呼びかける。
6日は午前10時、午後0時20分、同2時40分、同5時からの4公演で当日券もある。JR氷見駅から無料シャトルバスを運行する。
「ディノアライブ超恐竜体験in氷見」は氷見市文化振興財団、同市、北日本新聞社など主催。