県立大と富山大の学生らによるスタートアップ企業「トワクル」(射水市西高木)は26日、同市太閤町に、学生向けコミュニティースペース兼シェアハウス「友達の家いみず」をオープンした。学生や社会人が気軽に集えるようなイベントを開催し、交流の場づくりにつなげる。
友達の家いみずは、同社が借りている築51年の空き家を活用した。2階建てで、1階は約30畳の居間をコミュニティースペースとして開放し、2階の2部屋は居住用に学生に貸し出す。
県立大卒業生でフリーランスの中川大樹さん(22)が住み込みで運営する。利用可能な日時は、施設のインスタグラムで告知する。
同日行われたオープニングセレモニーで、同社社長の平野匠人さん(22)=富山大4年=は「大学生でも社会人でもふらっと立ち寄れる場所にしたい」と話し、中川さんは「自分の好きなことを最大限に発揮できる場として利用してもらいたい」と語った。
同社が運営するコミュニティースペースは富山市五福の「友達の家とやま」に続き2軒目。年内に同市に3軒目のオープンも見込んでいる。