22日に開幕する「2025となみチューリップフェア」の一部期間中、会場への移動手段であるJR城端線の列車に取り付けるチューリップ号のヘッドマークが完成し、17日に高岡駅でお披露目された。2020年に続いてJR西日本金沢支社と砺波市が作成し、2種類目。車両の前後に新旧二つのヘッドマークを取り付ける。

 新しいヘッドマークは縦46センチ、横64センチ。「チューリップGO!」と書かれた赤い文字の下に、鉢巻きを着けた砺波市のキャラクター「チューリ君」と「リップちゃん」が描かれ、散居村を駆け抜けるイメージで疾走感のあるデザインになっている。

 JR西の小川外治城端・氷見線担当部長(64)は「フェアの盛り上げにつなげたい」と話し、2024プリンセスチューリップの佐藤玲羅さん(28)は「新しいヘッドマークが付いた城端線に乗って、多くの方々にフェアを訪れてほしい」と呼びかけた。

 ヘッドマークが取り付けられた列車はフェア開幕日の22日と5月3~5日、高岡駅と城端駅間で運行する。