新たなにぎわい創出
県民公園太閤山ランド(富山県射水市黒河)に13日、ジップラインと呼ばれる遊具や樹上アスレチックを体験できる施設「アドベンチャーガーデン射水」がオープンした。関係者ら約60人が完成を祝い、新たなにぎわい創出を期待した。
施設は太閤山ランド北側に整備された。ジップラインはワイヤロープを滑車で滑り降りる遊具で、全長120メートル、150メートル、180メートルの3種類を設けた。同ランドでは池の上を飛び越えることができ、運営する北陸園芸(石川県、村本宏斗社長)によると、北陸で初めてという。無料のドッグランやローズガーデンも整えられた。
オープニングセレモニーで新田八朗知事らがあいさつ。招待された射水市中太閤山小学校の6年生6人と小杉南中学校の3年生7人がジップラインを楽しんだ。石黒留捺さん(小杉南中)は「景色を360度見渡すことができ、開放感があった」と話した。午後からは一般利用者が体験した。
ジップラインや樹上アスレチックはそれぞれ有料で予約が必要。料金は2500円から。同ランドの水辺の広場に子ども向け遊具「ふわふわドーム」が新設され13日、市内の千成保育園児らが除幕した。