恐竜が迫力満点に動き回る「DINO―A―LIVE超恐竜体験in氷見~ワンダーフォレストアドベンチャー~」の来場者にJR氷見線を利用してもらおうと、会場となる氷見市芸術文化館は氷見商工会議所、地元のバス運行会社2社とスクラムを組み、開催期間の5月3~6日にJR氷見駅から無料シャトルバスを運行する。公共交通の活性化を図るとともに、駅周辺の中心商店街や観光スポットのにぎわいづくりにつなげる。
「超恐竜体験in氷見」はティラノサウルスなどの恐竜が現代によみがえったかのように躍動的な演技を繰り広げる。1日4公演あり、ゴールデンウイーク中で県内外から大勢の家族連れの来場が見込まれる。氷見市芸術文化館は380台収容の駐車場があふれる可能性が高いとみて、氷見商工会議所やバス運行会社に協力を求めた。
西部観光(同市幸町、西塚友彦社長)と平和交通(同市柳田、山田真功社長)が60人乗りの大型バスを公演時間に合わせて走らせる。JR氷見線応援委員会に携わる同商議所も沿線の魅力発信と地域活性化につなげようと積極的にイベントのPRに努める。
氷見駅と市芸術文化館からは中心商店街や朝日山、ひみ番屋街などの観光スポットが20~30分の徒歩圏内にある。同館の河出洋一総合プロデューサーと同商議所の本田孝則専務理事は「バスで会場に行き、帰りは寄り道しながら駅まで歩いてみるのもいいのでは」と呼びかけている。
「超恐竜体験in氷見」は氷見市文化振興財団、同市、同市教育委員会、北日本新聞社など主催。