富山地方気象台は2日、桜(ソメイヨシノ)の開花を観測したと発表した。観測日は平年より1日早く、昨年と同じだった。

 同気象台によると、3月は平年より気温が高く推移したが、月末に寒気が戻った。今週末は平年に比べ気温が高くなる見込みで、順調に開花が進めば7~9日に満開となる。

 桜の名所として知られる富山市の松川べりでは、能登半島地震の影響で遊歩道にバリケードが設置された区間もある中、訪れた人が桜並木を眺め春を実感していた。