第20回春の全国中学生ハンドボール選手権大会(春中ハンド)第2日は26日、富山県氷見市ふれあいスポーツセンター、氷見高校、南部中学校の3会場で1回戦が行われた。昨年は能登半島地震の影響で福島県で代替開催されたため、2年ぶりに「ハンドボールの聖地・氷見」で日本一を懸けた熱戦が始まった。
県勢は女子県代表の氷見西條が立命館守山(滋賀)に39-10で快勝。男子開催地代表の氷見北部は東久留米西(東京)に20-29で敗れた。振興枠代表のターミガンズ富山は男子がリベルーラ花巻(岩手)に21-22、女子が十和田ユース(青森)に23-25で、それぞれ延長戦の末競り負けた。
会場には多くの生徒や保護者らが詰めかけ、選手たちに熱い声援を送った。
大会は県勢6チームを含む46都道府県から男女各48チームがトーナメント戦で競う。27日は同じ3会場で2回戦があり、県勢3チームが出場する。決勝は同センターで29日に行う。
大会は2006年に氷見市で始まり、28年の第23回大会までの市内開催が決まっている。中学年代の3大タイトルの一つにもなっている。北日本新聞社後援。