大相撲春場所の千秋楽は23日、大阪市のエディオンアリーナ大阪であり、左膝の大けがから復帰し、7戦全勝で2度目の三段目優勝を果たした元大関で西三段目21枚目の朝乃山(31)=富山市出身、高砂部屋=が表彰式に臨み、賞状を受け取った。

 式は幕内土俵入り前に行われ、賞状と金一封が手渡された。終了後の取材に「1場所でも早く上(幕内)に戻れるように頑張りたい」と話した。

 5月の夏場所(東京・両国国技館)は、幕下上位まで番付を上げる見通し。夏場所で15枚目以内に入った上で7戦全勝すれば、7月の名古屋場所で再十両となる可能性がある。