富山県入善町のPRマスコットキャラクターに「プリンセス・マイ」が仲間入りした。入善ジャンボ西瓜(すいか)をイメージした「ジャンボ~ル三世」の“花嫁”と位置付け、町内の小学生が「お米」をモチーフに考案したデザインと名称を採用した。新しいグッズが完成し、「スイカの王様」と「コメのお姫様」のカップルで広報活動を展開する。
町は2023年、合併70周年記念事業の一環で、12年から活躍していたジャンボ~ル三世の婚活宣言を発布。花嫁の募集を行い、町内の小中学生248人から寄せられたイラストと名前の原案の中から、野田樹さん(飯野小5年)の作品を最優秀賞に選んだ。
プリンセス・マイは「米どころ王国のプリンセス」。身長は「お米300粒分くらい」で、粘り強く負けず嫌いな性格を持つ。ジャンボ~ル三世と同じく、好きな物に「にゅうぜんの特産品」を挙げている。
グッズは、クリアファイルとシールの2種類。ファイルはジャンボ~ル三世とプリンセス・マイが仲良く手をつないだデザインで、シールはかわいらしい5種類を1枚にまとめた。
町内の小中学生に贈ったほか、今後は町内外のイベントで順次配布するという。町は「2人で支え合いながら、町の魅力発信に取り組んでもらいたい」としている。