SDGs(持続可能な開発目標)について楽しく学べる学習ゲームのお披露目を兼ねた完成体験会が8日、富山市まちなか総合ケアセンターで開かれた。市内の小中学生と保護者計約20人が参加し、ゲームで理解を深めた。
2018年にSDGs未来都市に選定された市が、既製のカードゲーム「ゲット・ザ・ポイント」に、呉羽梨や細工かまぼこなど富山ならではのアイテムをプラスして作った。4人1組でポイントを稼ぎながらSDGsの17の目標が学べる。
父親と参加した同市神保小4年の廣田創亮(そうすけ)さんは「学校でも勉強しているが、ゲーム感覚でSDGsが学べて楽しかった」と話した。市は50セットを作成。今後、学校や企業、地域などで活用してもらう予定。
完成体験会は富山市SDGsウイーク(8~17日)の一環。期間中は市内各所でフォーラムやシンポジウムなど多彩なイベントを予定している。