がんに関する意識を高める「ワールドキャンサーデー」の4日、富山県南砺市相倉(平)の世界遺産・相倉合掌造り集落など全国16カ所の建物がライトアップされた。

 国際対がん連合日本委員会が企画し、同連合のイメージカラーである青とオレンジの光で照らした。

 午後6時に各所で一斉点灯が行われ、相倉では集落内の民宿「勇助」が6基のライトで照らし出された。合掌造り家屋を覆うように降り積もった雪や屋根雪は青、屋敷林はオレンジに輝き、幻想的な雰囲気を演出した。点灯の様子はオンラインで配信された。

 相倉のライトアップには、アジアがんフォーラム(河原ノリエ代表理事)、がん研究振興財団、富山大が協力した。