富山県南砺市の高校生プロジェクト「ボクなん」が企画・制作した謎解きイベント「アオハル祭inボクなんからの挑戦状」が1日、同市福光の旧南砺福光高校で行われた。抽選で選ばれた約150人が旧8町村にちなんだ謎解きを楽しんだ。
小学生向けと中学生以上向けの2部構成で実施。ボクなんメンバーの高校生9人が運営し、OB・OGの大学生ら11人が協力した。
小学生向けは、市のキャラクター「NANTO(なんと)くん」の体に付いている八つのボールがはじけて校舎内に散らばったと設定。田中幹夫市長が謎を解いてボールを集めてほしいと協力を呼びかけた。
参加した親子約90人は、校舎内を回って謎解きに挑戦。そばや里芋、世界遺産といった正解を導き出し、玉入れやボウリングなどのゲームも行った。体育館で行われたエンディングでは、ボクなんのメンバーが、体が元通りになったなんとくんや市長と共に登壇し、「これを機に、南砺の魅力を知ってもらえたらうれしい」と呼びかけた。
中学生以上向けは、校舎で行方不明になった男女を探し出す設定で、約60人が参加した。