立山連峰や富山市ファミリーパークのライチョウなどの写真を投稿している市観光協会のX(旧ツイッター)が注目を集めている。投稿が次々と「バズり」、昨年の総閲覧回数は7500万回を超えた。観光誘致にもつながり、紹介した市ガラス工房(同市古沢)での「ガラスのすし」制作体験は全国からの予約で埋まった。担当者は「富山のファンをさらに増やしたい」と意気込んでいる。

 2015年3月の北陸新幹線開業に合わせ、ツイッター(当時)の本格的な運用をスタート。担当しているのは太田直(すなお)さん(43)で、22年度末までの7年間で約2万人のフォロワーを得た。

 23年1月が転機となった。国道8号から立山連峰を映した動画の再生回数が当時100万回を超えた。その後は晴れた日に必ず立山連峰を撮影し、数万人から反響がある投稿が続いている。現在のフォロワーは約4万3千人。この2年間で倍以上になった。

 「ガラスのすし」は本物そっくりのガラス製のすしを作る企画で、エビをネタにした作品の写真を紹介。現在までに約825万回閲覧され、11万を超える「いいね」が寄せられた。県外から訪れた人の中に「Xを見た」というケースが目立ったという。

 ライチョウを模して作った雪だるまや、自宅で食べたブリやホタルイカも紹介し、親近感があると話題を呼んだ。太田さんは「市民にとっては『日常』でも注目されるものは多い。投稿を見て『富山はすごい』と思ってほしい」と話した。