4月13日に開幕する大阪・関西万博を前に、音楽を通じた国際交流イベントが24日、富山県の南砺市上平小学校と福光中部小学校であり、万博テーマ事業プロデューサーの中島さち子さん率いる「クラゲバンド」と児童が交流した。

 バンドは、中島さんをはじめ、トリニダード・トバゴやチベット、セネガル、韓国のメンバーら6人で編成。上平小では1~6年の36人を前に、スチールドラム(トリニダード・トバゴ)やチャンゴ(韓国)といった各国の打楽器や歌を紹介した。

 メンバーが演奏する陽気な音色に合わせ、児童は自宅から持ち寄った空き缶やペットボトル、空き箱などを打ち鳴らしてバンドと“共演”。輪になって歩いたり、巳(み)年にちなんでヘビのようにくねくねと走り回ったりしながら一緒に演奏した。