なんと雪道安全運転講習会の実技が17日、富山県南砺市高宮(福光)の南砺自動車学校であり、今冬初めて車を運転している新入社員や移住者らが雪道の運転やスタックした車の脱出方法を学んだ。
新卒や移住で、積雪のある状態で初めて車を運転する人を対象に、昨年から実施。市内の10事業所で働く社員と地域おこし協力隊の計21人が参加した。
今冬は雪が少ないため、敷地内の雪を1カ所に集めてスタックした車を再現。受講者が職員から優しくアクセルを踏むなどの運転方法を教わりながら脱出を試みたものの動かず、最後は受講者数人で車を押して雪道から抜け出した。笹嶋工業の惣田泰地さん(19)は「今シーズンはまだ雪が少ないが、スタックしたら大変だと分かった」と話した。