富山県砺波市深江の「ひまわり子ども食堂」に14日、砺波市内の男性から寒ブリ1本(12キロ)が届けられた。解体ショーで刺し身にして子どもたちに振る舞われた。
男性は、子ども食堂を運営するNPO法人「もったいないフードバンクとなみ」(嶋村信之理事長)を応援したいとの思いでブリを贈った。この日に水揚げされたものだという。
嶋村理事長と親交のある元すし職人の男性が、解体ショーを披露。37人が訪れ、新鮮な刺し身を味わった。
余った切り身は、来年1月の子ども食堂でぶり大根にして提供する。嶋村理事長は「子どもたちや高齢者が元気で良い正月を迎えられると思う。うれしい」と感謝した。