26日夜に石川県能登地方で震度5弱の地震があった影響で、富山県内の交通機関に乱れが出た。
JR西日本金沢支社によると、北陸新幹線の黒部宇奈月-越前たけふ駅間で一時的な停電が発生した。富山-金沢駅間で運転を見合わせていたが、27日午前2時半過ぎに運転を再開した。計3本が運休したほか、計6本が最大3時間55分遅れ、約630人に影響が出た。
城端線と氷見線、高山線は一時的に運転を見合わせたが、運転を再開した。氷見線は一部の列車で約80分の遅れが出た。
あいの風とやま鉄道によると一時、倶利伽羅-東富山駅間で上下線とも運転を見合わせたが、午後11時15分までに運転を再開した。計8本に最大3時間半遅れ、約460人に影響した。
万葉線は安全を確認後、徐行運転を行った。【27日午前4時更新】