あさひ総合病院の病院祭は20日、朝日町泊の同病院で開かれた。来場者が検査、体験コーナーや予防講座をはじめ、ライブ演奏やビンゴゲーム大会など楽しい催しを通して健康増進への意識を高めた。

 地域に開かれた病院を目指して2019年に開催したが、コロナ禍で中断。「ふれ愛 ささえ愛 地域の健康を願って」をテーマに今回5年ぶりに開いた。ライブ演奏にはボーカルとギターの東山考一院長ら病院職員でつくるバンドが出演し、ビートルズなど往年の名曲を中心に披露した。

 体内の様子を調べる内視鏡検査のシミュレーターや一次救命処置などの体験コーナーには親子連れらが挑戦。認知症とロコモの予防講座のほか、キッチンカーなどの飲食コーナーもあり、子どもからお年寄りまで多くの人でにぎわった。