視覚障害のある人たちがスキーに親しむ「ブラインドスキー講習会」が11日、富山市原の立山山麓スキー場極楽坂エリアで行われた。県内外から参加した5人がボランティアの補助を受けながら、補助用具を使うなどして雪山での滑りを楽しんだ。

 視覚障害者のアウトドア活動を支援するボランティア団体「富山三つ星山の会」(藤井大輔会長)が毎年開催し、24回目。インストラクターの資格などを持つボランティア10人がガイドサポーターとして手ほどきした。

 参加者はガイドサポーター2人と3人1組で滑走に挑戦。前後を走るガイドサポーターが、進行方向や他のスキーヤーの動きなどの情報を大きな声で伝えた。アシストバーと呼ばれる補助用具を使ったスキーでは風を切るスピード感も楽しめ、参加者は気持ちよさそうに爽快な滑りを体感していた。

 兵庫県から参加した古川泰浩さん(64)は「こんなに伸び伸びと体験できる場はあまりない」と話し、「スポーツの楽しさを改めて実感した」と笑顔を見せた。