2月3日の節分を前に、恵方巻きの材料への祈とうが30日、富山県南砺市安居の古刹(こさつ)、安居寺(あんごじ)で行われ、食べる人たちの幸福が祈願された。

 砺波、小矢部、南砺市で食品スーパー「サンキュー」を展開する三喜有(南砺市寺家新屋敷)が25年ほど前から実施。今年は節分の日に全4店舗で自社製の恵方巻き約3000本を販売する。

 恵方巻きに使うのりやキュウリ、大葉などを祭壇に並べた。大谷龍寳住職が観音経を唱える中、中西一夫社長や各店長らが出店地域や、支援を続けてきた能登半島地震の被災地への招福を祈念し、手を合わせた。

 中西社長は「恵方巻きを食べ、開運の機運を高めてもらいたい」と話した。

 恵方巻きは節分にその年の恵方(吉とされる方向)に向かって一本丸ごと食べると幸運が訪れるとされる。今年の恵方は南南東。