富山湾の春の風物詩、ホタルイカ漁が、例年より早く最盛期を迎えている。滑川漁港(富山県滑川市高塚)では16日、今季最多となる約9トンの水揚げがあった。同市水産観光課は「毎年4、5月に見込むピークが前倒しとなっている。非常にいいペース」としている。
午前3時ごろに出港。沖合約1・5キロの漁場で漁師が定置網を引くと、青白い光を放つホタルイカが姿を見せた。
解禁日の1日の水揚げ量はわずか1・3キロにとどまったものの、以降は安定した水揚げが続く。滑川春網定置漁業組合の長崎薫副組合長(57)は「漁解禁直後からこれほど取れる年は久しぶり。網に入っているのを見るとやっぱりうれしい」と話した。