富山大特別栄誉教授の林曉(さとる)さんの重要無形文化財保持者(人間国宝)認定を記念した展覧会が17日、高岡市二上町の同大高岡キャンパス芸術文化図書館ギャラリーで始まった。林さんが手がけた提盤(ていばん)や脚付盤(あしつきばん)、朱塗瓶などの漆芸作品5点を展示している。31日まで。

 林さんの人間国宝認定を受け、富山大が主催した。田んぼの中に咲くタチアオイの花から着想を得たという「乾漆食籠(かんしつじきろう)『夏の花』」は花の形を模したデザインのふた付きの器で、乾漆の技法で重ねた漆の曲線美が目を引いている。

 初日のオープニングセレモニーでは工芸史家の寺尾健一さんとの対談もあり、作品の制作意図などについて語った。

 同大講師の小川太郎さんと新谷仁美さんの作品も1点ずつ並んでいる。

 開催時間は午前9時から午後5時まで。